新型コロナウイルス感染者の発生について（2-1）

　当院に入院中の同一病棟の患者さん4名および職員6名が新型コロナウイルス感染症に罹患していることが判明しました。
　経緯や対応について以下のとおりお知らせします。
　なお、先に収束をお知らせした病棟とは別の病棟での発生となります。

経緯

• 3月8日、発熱のあった入院患者1名に抗原定量検査を行ったところ陽性と判明。併せて同室の入院患者1名についても検査を行い陽性と判明。
• 3月9日、当該病棟の全患者および関連する職員にPCR/LAMP検査を実施したところ、現時点で上記患者を含めた患者4名と職員6名の陽性が判明。

対応

　以下のとおり対応を強化しております。

• 陽性者および濃厚接触者の隔離や当該病棟全体のゾーニング（区分け）、PPE（個人防護具）の着用などの感染拡大防止策を行う。
• 観察期間中は、発生病棟への新規入院、転院を原則禁止する。
• 観察期間中、接触者となっている患者さんおよび職員については無症状であっても指定したタイミングで抗原定量検査を実施する。

　外来・入院・救急など当院の診療体制に影響はありません。
　また、当院に通院中の外来患者さんへの診療も通常どおりおこなっております。

　患者さん、ご家族また地域の皆様には多大なご心配をおかけすることとなり誠に申し訳ございません。
　早期の収束に向けて全力を挙げて努めてまいりますので、ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

成田赤十字病院　院長　角南 勝介