新型コロナウイルス感染者の発生について（4-1）

　当院に入院中の同一病棟の患者さん5名、職員3名が新型コロナウイルス感染症に罹患していることが判明しました。
　経緯や対応について以下のとおりお知らせします。

経緯

• 3月14日、入院患者2名に感冒症状が現れたためLAMP法検査を実施したところ、陽性と判明。
  その後、当該病棟の入院患者約30名および職員約50名にPCR検査を実施し、新たに入院患者3名と職員3名の陽性が判明。

対応

　以下のとおり対応を強化しております。

• 陽性者および濃厚接触者の隔離や当該病棟全体のゾーニング（区分け）、PPE（個人防護具）の着用などの感染拡大防止策を行う。
• 観察期間中は、発生病棟への新規入院、転院を原則禁止する。
• 観察期間中、接触者となっている患者さんおよび職員については無症状であっても指定したタイミングで抗原定量検査を実施する。

　なお、入院・救急の一部について、一時的な診療制限を行っております。

　患者さん、ご家族また地域の皆様には多大なご心配をおかけすることとなり誠に申し訳ございません。
　早期の収束に向けて全力を挙げて努めてまいりますので、ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

成田赤十字病院　院長　角南 勝介