新型コロナウイルス感染者の発生について（1-2）

　2月10日にお知らせしました、当院に入院中の同一病棟の患者さん6名が新型コロナウイルス感染症に罹患している件につきまして、新たに3名の患者さんの感染が判明しました。
　経緯や対応について以下のとおりお知らせします。

経緯

• 2月10日、最初に感染が判明した患者の濃厚接触者としてリストアップしていた方のうち、当該患者と同室であった退院患者2名について陽性と判明。
• 2月13日、最初に感染が判明した患者の濃厚接触者として検査を実施し、陰性であった入院中の患者1名について改めて検査をおこなった結果、陽性と判明。

　既報の罹患者を含め、現時点で患者さん9名、職員1名が新型コロナウイルス感染症と診断されております。

対応

　引き続き以下のとおり対応をおこなっています。

• 陽性者および濃厚接触者の隔離や当該病棟全体をゾーニング（区分け）するなどの感染拡大防止策を行う。
• 観察期間中（最後の陽性者が出てから2週間程度）は、発生病棟への新規入院を原則禁止する。
• 観察期間中に当該病棟の患者さんおよび職員に症状が出現した場合は、PCRまたはLAMP法検査を実施する。

　外来・入院・救急など当院の診療体制に影響はありません。
　また、当院に通院中の外来患者さんへの診療も通常どおりおこなっております。

　患者さん、ご家族また地域の皆様には多大なご心配をおかけすることとなり誠に申し訳ございません。
　早期の収束に向けて全力を挙げて努めてまいりますので、ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

成田赤十字病院　院長　角南 勝介