新型コロナウイルス感染者の発生について（1-3）

　同一病棟に入院中の複数名の患者さんが新型コロナウイルス感染症に罹患している件につきまして、新たに患者さん3名、職員12名の感染が判明しました。
　経緯や対応について以下のとおりお知らせします。

経緯

• 2月21日、当該病棟に勤務する看護師4名に感冒症状が出現したため、PCR検査を行ったところ陽性と判明。
• 上記の結果を受け、同病棟の入院患者さんおよび職員全員に再度PCR検査を実施したところ、入院患者さん3名、医師1名、看護師7名の陽性が判明。

対応

　以下のとおり対応を強化しております。

• 引き続き陽性者および濃厚接触者の隔離を行う。
• 陽性者の増加に伴い、当該病棟内ゾーニング（区分け）の見直しおよびPPE（個人防護具）着用エリアの整理を行う。
• 観察期間中（最後の陽性者が出てから2週間程度）は、発生病棟への新規入院を原則禁止する。
• 観察期間中、当該病棟の患者さんおよび職員については定期的にスクリーニング検査を実施する。

　外来・入院・救急など当院の診療体制に影響はありません。
　また、当院に通院中の外来患者さんへの診療も通常どおりおこなっております。

　患者さん、ご家族また地域の皆様には多大なご心配をおかけすることとなり誠に申し訳ございません。
　早期の収束に向けて全力を挙げて努めてまいりますので、ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

成田赤十字病院　院長　角南 勝介