当院では、3月14日(日曜日)からスタートする、AYA世代(15歳から39歳)に発症する“がん”について世の中に発信するイベント「AYA week 2021」において、Web講演会を開催することとなりました。
当院は小児科で診療する血液腫瘍疾患の年齢上限を20歳に設定し、AYA世代の血液腫瘍性疾患の治療を多く経験しており、その診療経験をふまえ以下のとおり2つのテーマについてお話しします。
AYA世代に発症するがんについて多くの方に知っていただける機会となりますので、ご興味のある方はぜひお申し込みください。
3月14日(日曜日)午後2時から午後4時まで
Web会議システム「Zoom」によるWeb講演会
成田赤十字病院 小児科副部長 寺田 和樹(日本小児科学会認定小児科専門医)
入院中の高校生に対する学習支援は重要な課題であり、近年遠隔技術を用いた学習支援が注目され始めています。当院では、2013年から高校生がん患者に対する遠隔技術を用いた学習支援に取り組んでおり、その成果について講演します。
小児がんの治療成績が改善した一方、退院後に生じる合併症(晩期合併症)が小児がん経験者の生活の質(QOL)を損なう原因となっています。晩期合併症は早期発見・早期治療が重要であり、継続的な外来通院はその中心的な役割を担いますが、AYA世代を迎えた小児がん経験者は金銭・時間的な理由から外来通院が途切れてしまうことが問題です。当院で取り組んでいるAYA世代を迎えた小児がん経験者の長期的健康管理について、講演します。
どなたでもご参加いただけます。
事前登録が必要となりますので、氏名・住所・電話番号をご記載のうえ下記メールアドレスまでお申し込みください。
メールアドレス:naritasekijyuji.shouni.webkouen@gmail.com