4月17日(木曜日)、災害発生時に被災者の医療救護に従事する「赤十字救護班要員」を130名任命しました。赤十字救護班は1個班、医師1人、看護師長1人、看護師2人、薬剤師2人、事務職員2人で構成され、当院では12個班を編成しています。
任命式の後は研修会が行われました。災害現場で必要な資材点検、衛星電話の使用方法など、刻一刻と状況が変わる災害現場において、何をすべきかを学びました。
災害発生時には、ただちに救護班を派遣し、救護所の設置、被災現場や避難所での診療、心のケア活動などを行います。
5月12日は看護の日です。
5月15日(木曜日)、看護の日イベントが行われました。
5月12日を含む週の日曜日から土曜日までが「看護週間」とされています。2014年は5月11日(日曜日)から17日(土曜日)となります。
「看護の心をみんなの心に」。気軽に看護にふれていただける楽しい行事が、当院でも行われました。
健康相談や血圧、体重測定などのコーナーが設けられ、通りがかる患者さんたちが立ち寄られました。
(注意)一部、「日本看護協会」のページを引用しています。
5月22日(木曜日)、A棟5階デイルームにてフラダンスが披露されました。
これはカトレアフラサークルのみなさんが、入院している患者さんのみなさまに癒しの環境を提供することを目的に、披露されたものです。
院内にポスターを貼っていますので、見かけた際には、足を運んでみてはいかがでしょうか。
癒しの企画はこれ以外にもありますので、是非、お越しください。
5月26日(月曜日)、栄町赤十字奉仕団8名の方々に花植えをしていただきました。
平日午前8時30分から午後7時20分は、屋上が開放されています。
心地良い風が吹き、気持ち良い場所です。
地域の皆様に成田赤十字病院における役割とその働きについてご理解いただくこととし、「成田赤十字病院ふれあい広場2014」を開催しました。
当日は、300名ほどの方々に来場していただき大変盛況でした。
体験型のイベントを3つ用意しました。(事前予約制)
白衣に着替えて医師の仕事を体験しました。
聴診器、超音波装置、X線装置を使用して体の中はどうなっているのか見てみました。
看護師が勤務する診察室、ナースステーションの中はどうなっているのか、
また、包帯法や注射の方法などの体験を通じて、病気の人を回復させるための看護を体験しました。
「病気の人によりそう看護師さんになりたい」との声も聞かれました。
調剤から包装され、患者さんの手元に届くまでの過程を見てもらいました。
最後はマーブルチョコを薬の分包器で小分けにしてお持ち帰りいただきました。
そのほか、健康に不安を抱える方の相談を受ける健康相談コーナー、身長・体重・血圧などの測定ができる各種測定コーナー、東日本大震災をうけ、避難所で生活をする方の癒しのために実施したハンドケアのコーナーを設けました。
日本赤十字社といえば、災害救護。国内に限らず、世界で活動を展開しています。災害時に展開する炊き出しを体験するコーナーを設けました。お米が炊けるよう工夫されたハイゼックスという袋を用いてお米を炊き、レトルトのカレーを一緒にお召し上がりいただきました。
さらに、災害時に活躍する車両・dERU(緊急仮設診療所)の展示し、救護服に着替えたお子さまに乗車いただき、赤十字救護員を体験していただきました。
また、日本赤十字社では、いざという時に人命を救う救急法の講習をおこなっており、AED・心肺蘇生法を学んでいただくコーナーを設けました。
このコーナーはお子さまにも人気で、自ら率先して体験される方も多く、AEDへの関心の高さがうかがえました。
現在、ほとんどの小中学校で、AEDが設置されていることが文部科学省の調査で示されています。
当院で活動されている病院ボランティアの方々と一緒に、七夕に合わせて短冊や笹飾りを作りました。この日作成された飾りは七夕まで病院玄関に飾られます。
病院の正面玄関に7月7日の七夕に向け、笹飾りをしました。
これは、成田赤十字病院ボランティア会にご協力いただいたものです。また、先日行われた「成田赤十字病院ふれあい広場2014」で参加いただいた方々にも作成いただいた飾りも装飾しています。
短冊には快復祈願のほか、事業成就、恋愛成就などそれぞれの願いが込められていました。
願いは星空に届くことでしょう。
8月27日(水曜日)、千葉ガス株式会社協力のもと、親子で参加できる料理教室を開催しました。
この料理教室は、「人のいのちと健康・尊厳を守る」ことを使命として諸活動を行っている日本赤十字社の資源を活用し、「食」をとおして、地域における災害時減災活動の実践と平時における疾病予防活動や健康増進活動に寄与することを目的として行ったものです。
まずは、災害時の非常食、包装食袋を使った炊き出し(ハイゼックス)を体験してもらいました。参加者からは「この袋に水と米を入れるだけでご飯が炊けるなんて信じられない。」と、炊き上がりを不安に感じる声が聞かれましたが、上手に炊き上がった米を見て驚いた様子でした。
次に、夏バテや貧血対策に効果がある料理をテーマにした調理実習を行いました。メニューは、成田赤十字病院の管理栄養士が考案した「サンドかつ」と「黒糖ムース」です。このメニューは、鉄分を効率的に摂取できるよう工夫されており、手間をかけず子どもにも簡単に調理ができるものでした。
参加した子ども達からは「楽しかった。」「美味しい、これで必要な栄養がとれるなら嬉しい。」との声が聞かれました。
11月12日(水曜日)、一類感染症ワークショップが開催されました。当院は成田国際空港に近く、国内に3ヶ所しかない特定感染症指定医療機関の1つとなっております。そのため、海外から感染症の疑いがある渡航者が出た場合、最前線での治療にあたることとなっております。
本ワークショップは、現在西アフリカで流行しているエボラ出血熱が国内で発生した場合に備え、感染症に対する最新情報を共有すると同時に、特定感染症指定医療機関として準備すべき「備え」についての意識を新たにすることを目的として開催されました。今回のワークショップには、当院で感染症防止対策に携わる職員のほか、救急通報を受ける消防や搬送を担当する保健所、県の疾病対策課、空港検疫所などから40人が参加。二次感染を防ぐための院内移動方法や防護服の着脱手順、検体を運ぶ密閉容器の取り扱い方などについて確認しました。
今回の訓練について感染症科部長の野口博史医師は「訓練は日頃から繰り返しているが、今回は関係機関との連携などについて詰めの作業ができた」と総括しました。また、「西アフリカから入国し、発熱などの症状がでた人が、直接医療機関を受診すると感染拡大を招きかねない」と述べ、一般の方が感染を疑った場合、保健所へ連絡し、指示に従う等、エボラ熱に対する意識周知の重要性を話されました。
寒い日が続いています。寒波の影響で、全国各地で例年より早い降雪を観測しています。
年が明ける直前、最大のイベントと言えばクリスマス!
成田赤十字病院でも、院内の各所でクリスマスイベントが開催されました。
これは成田赤十字看護専門学校の学生が企画したもので、毎年行われてきましたが、看護専門学校が今年度末で閉校するため、今年が最後となってしまいました。
学生が暗くした病棟の通路をろうそくで灯しながら歩き、患者さんからは「とてもきれい。」「見ることができてよかった。」「今年で終わりなんて残念。」という声が聞かれました。
これはシンガポール航空会社様のご厚意で、入院する子どもたちのためにプレゼントを届けに来てくれているもので、長身のサンタクロースに、子どもたちも大喜び。そして手渡しされるお絵かき帳や、飛行機の模型といったプレゼントに子どもたちは夢中でした。
当院の医師をはじめとする医療スタッフが企画したもので、2014年大ヒットした映画「アナと雪の女王」から「Let It Go~ありのままで」ほか数曲を披露しました。バイオリンやトランペットで演奏され、訪れた患者さんを魅了しました。
ボランティアさん方がマジックショー、フラダンスを披露し、会場を盛り上げました。
また、地域の公民館やホールなどでも活躍している青野真沙子さんが来院し、歌声を披露し、会場をクリスマスの世界へと導きました。
今後も、患者の皆さま方に温かみのある生活を提供できるよう、職員一同、努めてまいります。