当科について
初診に関するご案内
初診患者の受付時間 |
月曜日から金曜日 |
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内科の初診について |
原則として各専門内科に分けず、初診担当医が全身的観点から拝見します。 |
初診時の紹介状について |
必ずご持参ください。 |
初診予約について |
紹介元医療機関から当院所定の「FAX診療申込書」を頂ければ、初診内科の時間予約が可能です。予約の取り方については「患者さんのご紹介」をご確認ください。 |
特色
近年の医学の進歩に伴い、患者さんの診療は胃腸の病気は消化器の専門医、心臓病は循環器専門医というように病気の生じている臓器毎に各専門分野の医師に診療を受けるシステムを中心として高度に細分化して発展を遂げてきました。しかしながら、高齢化社会を迎えるにあたり、1人の患者さんが同時に様々な問題を抱えることが多くなり、従来の各専門医別の診療では対応しにくいことが多くなってきました。また、医療テクノロジーに偏重し、病気を見て病人を診ない専門診療の行き過ぎた細分化に対して、患者さんからの不満、あるいは医療側からの反省の声が叫ばれるようになってきました。
こうした背景のもと、臓器や疾患を選ばず、患者さんの健康上の問題に広い視野から対処することが必要となり、各地の病院で「総合内科」「総合診療科」などが開設されてきています。当院でもこうした目的のもと、2004年4月より「総合内科」を開設致しました。
当院の内科外来は、総合的診療をめざす意味で、初診と2回目の来院までの患者さんは原則として各専門内科に分けずにベテランの内科医が全身的観点から拝見しますが、総合内科はこの診療に力を注いでおります。また、森尾が内分泌を専門にしていますので、甲状腺・副腎など内分泌疾患は外来では総合内科も担当しております。
入院患者さんについては、内科の他の専門医と協議の上、総合内科が担当するのが適切と思われる患者さんの担当をさせていただいており、昨年度は約530人の患者さんを担当しました。また入院経過の中で他の専門医の診療が必要と思われる場合は、専門医と協議しながら診療を進めていきますので御安心ください。
医療関係者の方へ
症状が多彩な方、あるいは特定の疾患を想起しにくく、紹介先に迷われる場合には、まず総合内科あてに御紹介ください。必要に応じて他科と連携しながら診療にあたらせていただきます。
スタッフ紹介
副院長兼総合内科部長 森尾 比呂志
専門分野
内分泌代謝
資格
- 日本内科学会認定総合内科専門医
- 日本内分泌学会認定内分泌代謝科専門医・指導医
メッセージ
私はかつて内分泌(甲状腺などホルモンの病気)の研究をしてきたこともあり、内分泌疾患を得意としていますが、当初より特定の専門分野のスペシャリストよりは患者さんを総合的に診療することを目指してきました。今後もアレルギー・リウマチ内科の先生と一緒に診療しながら、従来の専門内科では担当するのが難しい不明熱などの患者さんの診療にあたっていく所存です。
第一リウマチ・アレルギー内科部長 平栗 雅樹
専門分野
リウマチ・膠原病
気管支喘息を中心とした内科的アレルギー疾患
資格
- 日本リウマチ学会認定リウマチ専門医
- 日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
- 日本内科学会認定総合内科専門医
メッセージ
膠原病・リウマチ性疾患は専門医が少なく、長いおつきあいになることも少なくありません。
患者さんの立場に立って、安心して診療を受けて頂けるよう、心がけて参ります。
第二リウマチ・アレルギー内科部長 横田 雅也
専門分野
リウマチ・膠原病
アレルギー疾患
資格
- 日本リウマチ学会認定リウマチ専門医・指導医
- 日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
- 日本内科学会認定総合内科専門医
メッセージ
患者の皆様に親身な診療を心掛けています。
リウマチ・アレルギー内科副部長 福田 匡志
専門分野
リウマチ・膠原病
資格
- 日本内科学会認定総合内科専門医
- 日本リウマチ学会認定リウマチ専門医
- 医学博士
メッセージ
膠原病外来・膠原病の入院業務を中心に難治性疾患を担当いたします。
時代の最先端の医療とそれぞれの患者さんの希望に合った治療を提供しています。
外来担当医表
診療受付時間:午前8時30分から午前11時(自動再来受付機による再診受付は午前7時30分から)
区分 |
月曜日 |
火曜日 |
水曜日 |
木曜日 |
金曜日 |
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初診 |
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総合内科 |
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森尾 比呂志 |
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注意事項
- 当科は初診完全紹介制となります。
- 特殊・専門外来は、再診・予約患者さんのみとなっております。
- 都合により担当医が変更になる場合があります。
関係医療機関の皆様へ
- 患者さんを紹介する際に医師の専門がわからないとの声を受け、初診の担当医師一覧に各医師の専門科を付記しております。紹介時の参考にしてください。
診療実績(令和3年度)
主に取り扱っている病気
肺炎などの感染症,原因不明の発熱など原因が特定の臓器によらない病気や、直ぐには原因が分からない症状の病気、あるいは問題となる臓器が複数にわたりかつ同時に治療が必要な病気、など。また、全身性エリテマトーデスなどの膠原病、リウマチ、甲状腺・副腎など内分泌疾患も総合内科で扱っております。
令和3年度入院患者総数:約440名(リウマチ・アレルギー内科含む)