日本各地に甚大な被害を及ぼした東日本大震災から五年が経ちました。
被災地では、現在でも復興に向けて懸命な努力が続けられています。
当院では、「私たちは、忘れない。」という日本赤十字社の東日本大震災復興テーマを掲げ、東日本大震災の記憶と教訓を風化させないためのパネル展を開催しています。ご来院の際は、是非ご覧ください。
実施期間:平成28年3月7日(月曜日)から3月31日(木曜日)
展示場所:A棟 1階 廊下
平成28年3月10日(木曜日)に、本年度2回目の自衛消防訓練を行いました。
A棟6階西カンファレンスルームで火災が起こったと想定、初期消火から負傷者の手当て、施設外への患者さんの誘導など実践さながらに訓練を行いました。
今後も訓練を繰り返し行い、安全意識を高めていきたいと思います。
平成28年4月14日以降、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.3(暫定値)最大震度6強の地震は、熊本県を中心として大きな被害をもたらしました。
4月19日(木曜日)に当院から医師2名、看護師長1名、看護師2名、薬剤師1名、主事6名の医療救護班を派遣しました。
また、災害救護の最前線で懸命の活動を続けている熊本赤十字病院の職員を診療面から支援するため、医師1名と看護師1名を派遣しました。
当院の救護活動の最新情報は、随時Facebookで更新します。
平成28年6月12日(日曜日)印西市にある牧の原モアを会場として、『いんばふれ愛フェスタ』が開催されました。当院では、救急法体験と救護服・ナース服着衣体験を実施し、多くの来場者に参加していただきました。
救急法体験では、50人以上の方にAEDを用いた心肺蘇生法を体験していただきました。
救護服・ナース服着衣体験では、100人以上の子ども達が参加をしてくれました。当院のブースの前には、順番を待つ親子の列が続いていました。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
8月7日(日曜日)、印西市のイオンモール千葉ニュータウンのご協力をいただき、同店において小学生を対象とした赤十字お仕事体験「KIDS CROSS」を開催しました。
当日は約200名の小学生の参加があり、赤十字救護服やナース服を着用してのお仕事体験、模擬献血体験、義肢装具士による指の型取り・義足歩行体験などを通して、ご参加いただいた方々に赤十字の理念や活動を広く知っていただきました。
子ども達は災害救護活動で着用する救護服に着替え「敬礼!!」。気分はもう赤十字救護員。
スタッフの「災害発生」の合図と共に、子ども救護員は会場外に設置された災害現場へ出動し、本部と無線通信を行いながら、けが人の手当てを行いました。
仕事を終え、帰着した子供救護員たちの顔は自信に満ち溢れ、お父さん、お母さんのカメラの前で高らかにVサインをしていました。
子ども達は石膏を使って自分の指の型作りを体験しました。
型取り剤に人差し指をつけ込み、わくわく待つこと約10分。指を引き抜いたところに石膏を流し込み指の型が出来上がり!!子ども達からは「綺麗に出来た!」、「作るの楽しかった!」などの声が聞かれました。
子ども達は子供用のナース服とナースキャップを身にまとい「ハイ ポーズ!」。
子ども看護師の目は真剣そのもの。成田赤十字病院の看護師から直接、点滴、注射、包帯の仕方などを学びました。体験後、「将来は看護師さんかな?」と話す声も聞こえてきました。
献血の大切さを知ってもらうため、子ども達が実際の献血の手順に沿って、受付、問診、検診、採血などの一連の流れを体験しました。本当に注射されるのでは!!と、ビクビクしている子供もいましたが、運営スタッフの千葉県学生献血推進協議会の学生さんのやさしい対応に徐々に笑顔となっていました。
12月10日(土曜日)、成田赤十字病院ふれあい広場2016を開催しました。
事前に募集していた医師、看護師、薬剤師のお仕事体験は、募集定員を超える応募があり、たくさんの子ども達が各体験をしてくださいました。
また、お仕事体験の他にも、赤十字の事業を知ってもらうため、災害時炊き出し体験、ボランティア活動に活かせる物づくり体験、AED・心肺蘇生法体験、義足体験、献血紹介コーナーなどを設けました。
子ども達は、白衣に着替え聴診器を首から下げ、医師のお仕事を体験しました。
聴診器や腹部超音波装置を使って、実際にスタッフの心臓の音を聴いたり、心臓や腎臓の映像を見たりしました。また、CTで撮影した頭蓋骨と心臓の画像も見ました。子ども達は、院長による体の中の説明に、真剣に耳を傾けていました。
30人の子ども達が、ナース服とナースキャップを着用し、包帯や注射の方法など看護師のお仕事を体験しました。また、聴診器を使ってお友達と心臓の音を聴き合っている姿も見られました。最後には、チーム対抗ぐるぐる巻き競争を行い、包帯や三角巾を用いてスタッフの腕や足、頭など様々な箇所をぐるぐる巻きにしました。
マーブルチョコを使い、調剤から分包機で小分けにし、自分の名前の入ったマーブルチョコの薬を作りました。また、軟膏練り機を使って2種類のジャムを混ぜ、おいしい軟膏を作りました。本日作ったお薬は持ち帰りいただきました。
災害時炊き出し体験では、お米が炊けるように工夫された袋「すいはんぶくろ」を用いてお米を炊き、レトルトカレーと一緒にお召し上がりいただきました。
病院ボランティア会の物づくり体験では、ボランティアの方と一緒にクリスマスカード作りや、バルーンアートで動物やお花を作ったりしました。
AED・心肺蘇生体験では、もしもの時に大切な人の命を助けるためのAEDの使い方、心肺蘇生法を学びました。
義足体験コーナーでは、義肢装具を着用し歩いていただいたり、石膏を使って自分の指の型取りをしました。
健康相談・各種測定では、健康に不安を抱える方が看護師に相談したり、身長・体重・血圧などの測定ができました。
こんにちは赤ちゃんでは、妊婦さんを体験できるジャケットを着たり、赤ちゃんと同じ大きさ、重さの人形を抱き、子どもを育てるお母さんの体験をすることができました。
昨年に引き続き、東日本大震災をうけ、避難所で生活をする方の癒しのために実施したハンドケアコーナーも設けました。
また、救急車や血液供給車を展示し、救護服に着替えた子ども達に乗車して頂きました。
当日は200人を超える地域のみなさまに来場して頂き、大盛況でした。
ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。
12月22日(木曜日)シンガポール航空の皆さまが病院でクリスマスを過ごす子ども達のために今年もプレゼントを届けてくださいました。
サンタさんが来るのをずっと楽しみにしていた子ども達は、サンタさんを見ると大喜びで、「サンタさん!サンタさん!」と呼んでいました。
子ども達は、恥ずかしがりながらも嬉しそうにサンタさんからプレゼントを受け取っていました。
サンタクロースが小児科病棟にやってくるのは、今年で11回目です。
シンガポール航空の皆さま、そしてサンタクロースさんありがとうございました。