当院は地域柄、多くの外国人患者さんの対応を行っている病院です。
平成30年、外国人患者さんに対し言語や宗教、文化の壁を越えて安心安全な医療を提供できる環境を構築できているかを、第三者機関であるJMIPに評価してもらい、全国の赤十字病院で初めて認定病院となりました。
今回は3年ごとの更新審査が行われ、1月25日(月曜日)に更新されました。
4月27日(火曜日)、NPO法人シャイン・オン・キッズ様の協力を得て、小児科病棟にて「バーチャル遠足」を開催しました。
今回は沖縄県にある「美ら海水族館」とオンラインでつなぎ、スクリーンの前に9人、タブレットを使って病室から3人の子どもたちが参加しました。
病棟のスクリーンには水族館の大きな水槽で泳ぐジンベエザメやマンタの姿が映し出され、目をキラキラ輝かせながら映像を観る子どもたちの姿がとても印象的でした。
次はどこの世界とつながるのでしょう。
手術支援ロボット「ダビンチ」は1990年代に米国で開発され、世界中で導入が進んでいます。
当院では2019年10月に初めて泌尿器科で導入しましたが、2021年5月、産婦人科においても運用を開始しました。
ダビンチ手術は直線的な腹腔鏡の道具と違い、多関節の機械と精細なカメラの視野で人間の手より繊細な作業が可能となっています。また、腹部の傷が少ないメリットだけでなく、腸閉塞や癒着が少ないというメリットもあり、早期の社会復帰が可能とされています。
4月3日(土曜日)から5月8日(土曜日)まで、敷地内に数百匹の鯉のぼりがお目見えしました。
地元の公津みらいまつり実行委員会様より、「子どもたちの成長と医療従事者への感謝の気持ちを鯉のぼりで表したい」という提案から実現したものです。
正面玄関や駐車場などに掲げられた色とりどりの鯉のぼりが春の空を気持ちよさそうに泳ぎました。
5月20日(木曜日)、熊谷千葉県知事が来訪され、重症者を含む新型コロナウイルス感染症患者の入院対応を行っている当院に対し御礼の言葉をいただきました。
また、現在の状況や今後の見通し等について院長、看護部長、感染症科部長などと活発な意見交換を行いました。
最後に、知事から「赤十字があって良かったです。今後も医療をお支えください。」との言葉を頂戴しました。
5月21日(金曜日)、7月開催される東京オリンピック・パラリンピック大会に備え、関係機関(16機関、約150名)によるCBRNE(※)テロ対策合同訓練が成田国際空港で開催されました。
午後8時からの訓練となりましたが、当院からもDMATチームが参加し、爆発物処理対応訓練や、テロ事案を想定した救助活動や避難誘導など、現場における初動活動の訓練を実施しました。
※CBRNE(シーバーン)とは
科学(Chemical)、生物(Biological)、放射性物質(Radiological)、核(Nuclear)、爆発物(Explosive)によって発生したテロや大規模災害
HCUとは、High Care Unitの頭文字をとったものであり、高度治療室や準集中治療室などと訳されます。ICU(集中治療室)と一般病棟の中間に位置する病床で、ICUよりもやや重篤度が低い患者さんを受け入れる病床です。
6月1日(火曜日)、病床機能の向上と重篤な患者さんの受け入れ強化を目的として、新たにHCUを5床整備し運用を開始しました。
8月4日(水曜日)、入院中の子どもたちのために夏祭りを開催しました。
病棟にはカラフルな手作り屋台が並び、うちわの制作や、ヨーヨー風船や魚釣り、輪投げ、的当てなど、ご家族と一緒に楽しむ姿が見られました。
最後はみんなでお楽しみのスイカ割り!小さい子から順番にチャレンジし、急きょ医師が参加するなど大盛り上がりでした。
子どもたちの笑顔は夏の暑さを吹き飛ばしてくれます。楽しそうな声が病棟に響き渡りました。
キャンサーボードとは、手術、放射線療法、がん薬物療法など、がん治療に携わる専門的な知識および技能を有する医師や専門職員が参集し、診断および治療についての検討や経過報告を行うカンファレンスです。
10月18日(月曜日)、がん治療を行う各診療科の医師や看護師、薬剤師、放射線技師、検査技師など、50名を超えるスタッフが参加し、患者さんにとって最善の治療が行えるよう検討しました。
当院は今後もキャンサーボードを定期開催し、がん治療に関わる全ての診療科および多職種が連携を図りながら、更なる質の向上に努めてまいります。
10月はピンクリボン月間(乳がん月間)です。
10月24日(日)、平日は子育て・介護・仕事・家事などで忙しく、乳がん検診に行きづらいという女性のため、日曜日に乳がん検診を受けられる"マンモグラフィーサンデー"を初めて開催し、多くの方に受診いただきました。
検診後のアンケートでは、「平日は忙しいので助かる」「初めてで不安だったけれど受けて良かった」「想像していたよりも痛くなかった」「スタッフの皆さんがとても親切にしてくれた」「毎年開催して欲しい」など、大変ご好評をいただきました。
10月30日(土曜日)、新型コロナウイルスの影響により接触型イベントの開催が制限される中、緊急事態宣言の解除を待って、当院とイオンモール成田は「地域や社会に貢献する」という共通の理念のもと、業種の垣根を越えて地域住民の皆さま向けに共催イベントを開催しました。
第1回は「足の健康 フットケア」をテーマに、フットケアの専門知識を有した看護師のトークショーや、イオンモール店舗さんの足型測定を行いました。
また、日本赤十字社の活動を知っていただくため、お子様向けのパネルクイズも同時開催し、大変好評をいただきました。
11月4日(木曜日)、エボラ出血熱感染疑い患者の受入れ訓練を実施しました。
空港検疫所から連絡を受けたことを想定し、実際に専用の防護具を着て、患者役の職員の搬送や診察、検体採取、レントゲン撮影などの模擬訓練を行いました。
感染症科医師、看護師、臨床検査技師、放射線(レントゲン)技師、臨床工学技士が参加し、職員は一様に真剣な表情で取り組んでいました。
当院は成田国際空港から近く、また全国に4病院しかない特定感染症指定医療機関としての機能を果たすべく、このような訓練を実施しています。
12月22日(水曜日)、小児科病棟でクリスマス会とお誕生日会を同時開催しました。
サンタクロースに扮した院長からのプレゼントや、看護師による紙芝居、小児科スタッフ音楽隊による演奏や歌で大盛り上がりとなりました。
また、株式会社フレーベル館様より絵本を寄贈していただきました。子供たちは嬉しそうに読んでいました。素敵な贈り物をありがとうございました!
Merry Xmas!お誕生日おめでとう!