千葉県内には14の救命救急センターがあり、その1つである当センターは印旛医療圏の3次救急施設です。
救命救急センターの役割は、他の一般医療機関では救命が困難な重症患者さんや、救命のために緊急の処置が必要な患者さんに対して、24時間体制で治療を行うことです。そのために当院では、救命救急・集中治療の専門医をはじめ、内科、外科・整形外科、小児科、脳神経外科を専門とする医師が、救命のための緊急治療に備えて常に待機しています。
地域の救急医療においては、夜間・休日などに具合が悪くなった場合に受診できる病院の存在が求められています。一方、救急患者さんの集中を回避するために、そのような患者さんを最初に診療する場として、主に、夜間急病診療所、休日当番医などがその役割を担っています。当救命救急センターは、それらの施設では対応困難であると判断された重症な患者さんを収容する最後の砦として機能しています。
救急受診される際には、「救急受診について」ページもご覧下さい。
さらに、地域の救急医療の質の向上のために、救急救命士へのオンラインでの指示、救急隊員の教育・研修、救急救命士の行った処置の事後検証など、印旛山武医療圏のメディカルコントロールを担当しています。
内容 |
件数 |
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救急受診者数 |
24,864人 |
救急車受入台数 |
8,363台 |
ドクターヘリ受入件数 |
28件 |
救命救急センターからの入院者数 |
2,304人 |
救急病棟入院者数 |
3,948人 |
ICU入室者数 |
459人 |
院外心肺停止症例 |
271人 |
ICU病棟8床、救急病棟22床