| 人工股関節手術(2025年度) | 131件 |
|---|
人工股関節の手術方法には様々なものがありますが、当院では股関節外科を専門とする三浦医師を中心に2018年からAMIS(anterior minimally invasive surgery:前方最小侵襲手術)アプローチと、三次元術前計画という方法を採用しています。
当院での人工股関節手術件数は年々増加しており、近年は年間100件以上の手術を行なっています。
人工股関節の手術アプローチ(関節への入り方)には後方(後ろから)、側方(横から)、前側方(斜め前から)、前方(前から)と大きく4つの方法があります。
その中で前方アプローチは、8cmから10cm程度の小さな創から、お尻や太ももの筋肉を切らずに筋肉と筋肉の間から関節へ入ることで、術後の痛みが少なく筋力の回復も早いことが特徴です。このように皮膚切開が小さく、筋肉など身体への負担が少ない手術方法はMIS(minimally invasive surgery:最小侵襲手術)と呼ばれています。
さらにAMISアプローチでは、関節を包む袋(関節包)の切開も最小限にして専用の器械で手術を行うことで、筋肉や神経をさらに痛めにくく、重大な術後合併症である脱臼(人工関節のボールが受け皿から外れてしまうこと)も起こしにくいことが特徴です。(図5)
術後のリハビリでは、手術の翌日には車いすに移り、立つ、歩行器で歩くというリハビリを開始し、ほとんどの患者さんが数日から1週間以内に杖歩行、2週間程度で階段の昇り降りもできるようになった状態で自宅に退院することができます。
当院は2025年に国内に16施設(2025年6月現在)あるAMISの研修施設の1つに指定されています。
図5
従来のレントゲンを使用した二次元の術前計画では、手術前にある程度の骨の形や金属インプラントのサイズしか把握できませんでした。(図6)
図6
しかしCTを用いた三次元術前計画では、患者さん1人1人の細かい骨の形を把握し、金属インプラントの種類やサイズだけでなく、最適な設置位置や角度、術後の脚の長さ、余分な骨の削る量などの詳細な計画を立てることができるようになりました。(図7、8、9)
これにより術後の痛みや可動域制限・違和感を軽減し、術後合併症の脱臼をできる限り避け、また一般的に20年から30年の寿命と言われている人工股関節を長持ちさせる効果も期待されます。
図7
図8
図9

| 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 2025 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 人工股関節置換術(THA) | 14 | 17 | 54 | 71 | 61 | 64 | 80 | 92 | 129 | 125 |
| 人工股関節再置換術(THA再置換) | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 1 | 3 | 6 |
| 合計 | 14 | 17 | 54 | 71 | 64 | 65 | 80 | 93 | 132 | 131 |
成田市を中心とする北総地域をはじめ、千葉県北東部・北西部、茨城県南部など、幅広い地域の医療機関から患者さんをご紹介いただいています。(2018年度から2025年度までの実績)

| 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 股関節 | △ (第1・3・5) |
〇 | 〇 | △ (第1・3・5) |
初診完全紹介制となっております。
上記外来実施日の受付時間内に紹介状をご持参いただきますようお願いいたします。
初診受付時間:午前8時30分から午前11時
JMIP認証病院
日本医療機能評価機構