11月17日は世界早産児デー(World Prematurity Day)です。
早産とは正期産より前の出産のことであり、日本では妊娠22週0日から妊娠36週6日までの出産を早産と呼びます。
日本における早産は全妊娠の5%に発生し、その原因は感染や体質によることが多いといわれています。
また、世界で産まれる赤ちゃんの10人に1人が早産であるといわれています。
世界早産児デーは、世界の早産における課題や負担に対する意識を高めるために、2008年にヨーロッパNICU家族会(EFCNI)および提携している家族会によって制定された記念日です。
100カ国以上の人々が世界早産児デーの活動やイベントに参加し、早産児とその家族の状況を改善させるための取り組みを援助しています。
家族会、医療機関、企業、メディア、各種団体、医療従事者、政治家、個人など、全ての人がこの記念日への参加することが出来ます。(参考:日本NICU家族会機構(JOIN)ホームページ)
多様性と思いやりを表す紫色のシンボルカラーと靴下が並ぶイラストは、世界早産児デーのシンボルとなっています。
10足の赤ちゃんの靴下のうち、1足の紫色の小さな靴下は、世界中で10人に1人の赤ちゃんが早産で生まれていることを表しています。
(日本NICU家族会機構(JOIN)ホームページより引用)
世界早産児デーについて、日本NICU家族会機構(JOIN)が制作した動画をYouTubeでご視聴いただけます。
下記のリンクよりご視聴ください。
新生児科については下記をご覧ください。