当院では、3月5日(土曜日)からスタートする、AYA世代(15歳から39歳)に発症する“がん”について世の中に発信するイベント「AYA week 2022」において、Web講演会を開催することとなりました。
当院は小児科で診療する血液腫瘍疾患の年齢上限を20歳に設定し、AYA世代の血液腫瘍性疾患の治療を多く経験しており、その診療経験をふまえ以下のとおり3つのテーマについてお話しします。
AYA世代に発症するがんについて多くの方に知っていただける機会となりますので、ご興味のある方はぜひお申し込みください。
高校生がん患者が入院した際には、妊孕性温存、復学支援、学習環境の提供など様々な取り組むべき課題があります。当院では血液腫瘍疾患の年齢上限を20歳までに引き上げ、多くの高校生がん患者を経験しています。
2013年からは近隣の医療機関と連携した妊孕性温存、遠隔技術を用いた学習支援に、2019年からは小児科入院中のケアを提供するため多職種からなる「院内レクチーム」を発足し、学習環境の提供、入院中の様々なケアに取り組んでいます。
当院の取り組みを公表することで高校生がん患者に対する支援を広く知って頂けたらと思います。
成田赤十字病院
3月6日(日曜日)午後3時から午後4時まで
Web会議システム「Zoom」
成田赤十字病院 小児科副部長 寺田 和樹(日本血液学会認定血液専門医)
事前登録が必要となりますので、下記のフォームにてお申し込みください。
昨年好評だったイベントを、最新情報を追加し今年も開催致します!
小児がんの治療成績が改善した一方、退院後に生じる合併症(晩期合併症)が小児がん経験者の生活の質を損なう原因となっています。晩期合併症は早期発見・早期治療が重要であり、継続的な外来通院はその中心的な役割を担いますが、AYA世代を迎えた小児がん経験者は金銭・時間的な理由から外来通院が途切れてしまうことが問題です。
当院ではAYA世代を迎えた小児がん経験者の長期的健康管理に取り組んでいます。これらの情報はAYAがん経験者にも当てはまる可能性があり、健康管理に関する情報をお伝えしたいと思います!
成田赤十字病院
3月6日(日曜日)午後4時30分から午後5時30分まで
Web会議システム「Zoom」
成田赤十字病院 小児科副部長 寺田 和樹(日本血液学会認定血液専門医)
事前登録が必要となりますので、下記のフォームにてお申し込みください。
高校生がん患者の入院に対する支援は就学・就労に限らず、妊孕性、医療制度などより基礎的なものに及びますが、地域格差や診療格差が大きく必要な支援は十分に行われていないのが現状です。
今回は高校生が入院した際に必要な支援について医療者、教育関係者、行政からそれぞれ講演を行います。当院からは医師、医療ソーシャルワーカー、がん相談員が登壇し当院で行われている支援についてお話しします。
AYA week 2022実行委員会
3月12日(土曜日)午後6時から午後7時30分まで
Web会議システム「Zoom」
他、支援学校、支援団体、行政など
事前登録が必要となりますので、下記のフォームにてお申し込みください。
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