2019年12月に中国湖北省武漢市ではじめて確認された新型コロナウイルス「SARS-CoV-19」は、世界中に広がりパンデミックを引き起こしました。世界では8,000万人、日本国内でも23万人を超える感染者が発生し、今もなお感染拡大が続いています。(2020年12月末時点)
千葉県は県内での感染拡大を受け、2020年4月から軽症者・無症状の陽性者については成田市内の宿泊施設で療養することを決めました。
宿泊施設での受け入れにあたり、地域住民への説明会、宿泊施設内の導線やエリア分けなどの事前準備に、当院の医師、看護師が県の依頼を受け協力しました。また、4月21日(火曜日)から24日(金曜日)までの4日間、医療救護班として医師、看護師、主事(事務)がチームを組み、施設で療養する入所者の健康観察や管理を行う県職員などスタッフへの感染対策のアドバイスを現地で実施しました。
7月20日(月曜日)以降は再び医療救護班を派遣し、継続して入所者への電話診療や現地で活動しているスタッフの健康チェックを行い、派遣が終了した12月30日までに延137名が活動しました。
成田市内のホテル
医師、看護師、主事(事務) 延137名